
感染症対策に室内換気が大切
厚生労働省が発表した「新型コロナウィルスの感染が疑われる人がいる場合の家庭内での注意事項(日本環境感染学会とりまとめ)」感染予防対策として日中、2〜3時間ごとに窓や扉を開け、部屋の空気を新鮮に保つ「換気」対策が記載されました。
室内空気環境を良くするために換気口フィルターを取り扱う「イエコンマスク」では、この度、室内換気に関する実態調査アンケートを緊急実施。
その結果、推奨されている頻度での窓開け換気を実践できている方はわずかでした。
1時間に1回以上:6.3%、2時間に1回程度:6.9%、3時間に1回程度:10.7%。推奨されている頻度以上の方はわずか23.9%!
みなさんはこまめな室内換気、できていらっしゃいますでしょうか?
寒い日に頻繁に窓を開けることによる室内温度の低下します。春の時期には花粉も侵入してきます。
また、子どもだけの在宅時間の場合や夜寝ている間にも防犯上、心配がありますよね。
そうした懸念から、今回の調査結果となったのではないでしょうか。
つまり、日々の暮らしの実態として、推奨される2〜3時間に1回のペースで窓開け換気を実践することは難しいという課題があると言えます。
2時間に1回、お部屋全体の空気が入れ替わるのが換気口です
そこで、24時間換気システムの換気口を有効活用しましょう!
2003年7月以降に施行された住宅には必ず設置されている24時間換気システム。
一般的な住宅では、『排気』を行う浴室やトイレに設置の「換気扇」などの機械と『給気』を行う各部屋の壁面などに設置された「換気口」によって機能します。『給気』を行う換気口をきちんと開けることで、2時間に1回、お部屋全体の空気が入れ替わるよう計算されて、各居室に設置されています。
機械の「換気扇」だけをつけていても『排気』する一方です。
しっかりと「換気口」を開けたままにして、自動で室内空気を換気しましょう。